情報を消したら、あいうえお表を読み始めた。

情報を消したら、あいうえお表を読み始めた。

夫が子どもを連れてお泊まりに行った日。

家で初めて、一人の夜を過ごした。

いつも頭の中がせわしないので、
この日は「情報を入れない日」にすることにした。

  • 本棚は後ろ向き
  • LINEの通知オフ
  • インターホンの音も消す
  • 過ごす部屋には、今使うものだけ

とことん情報を減らした。

そして、まずはお風呂に入った。

普段ならAudibleを流すけど、この日は無音。

ぼーっと湯船につかっていると、

「モ……モノレール。
モノレールって、ない県のほうが多いよね。
『モ』の例として、子どもには分かるのかな?」

気づけば壁に貼った
「あいうえお表」を真剣に読んでいた。

思ったね。

人って、情報がなくなると、
自ら情報を探し始めるな。

これはいかん。
今日は情報シャットダウンday。

そう思って、
あいうえお表を見えない位置に移動した。

すると今度は、

「やけどに注意……」

浴槽の注意書きを読み始めたので、
目を閉じることにしました。

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