
最初にできたことは、「できるのが当たり前」になる。
最初に失敗したことは、「難しいのが当たり前」になる。
そんなことを、蝶々を追いかける3歳の息子を見て思った。
3歳息子が蝶々を指で捕まえようとする。
手のひらでふわっと包もうとするなら、まだ分かる。
でも息子は、
親指と人差し指でつまみにいく。
理由は、一番最初に成功してしまったから。
ある日、
公園で友達親子と遊んでいると、
子どもたちが急に、
「本当に捕まえたー!」
と大騒ぎ。
見に行くと、
息子が蝶々を指でつまんでいた。
その場にいた大人もびっくり。
「え、そんな捕まえ方ある?」
しかも、それから間もない別の日。
また指で捕まえた。

奇跡2回続いてんじゃん。
って思ったのは私の考え。
でも、息子にとっては違う。
人生で初めての蝶々採りで
2回連続成功。
だから息子の中では、
「蝶々=指で捕まえるもの」
になったらしい。
今でも蝶々を見つけると、まず指を伸ばす。
奇跡の2回以降の成功率は0%
それでもきっと本人には
「前にできたこと」を、
もう1回やってみよう、ぐらいの感覚。
これって、
子どもだけじゃなくて
大人も同じかもしれない。
例えば、AさんとBさんが
同じことに挑戦したとする。
Aさん
××××○×××○××○
Bさん
○○××××××××××
成功回数だけ見れば、Aさんのほうが多い。
でも、Bさんのほうが
「次はいける!」
と思って挑戦を続けそう。
逆にAさんは、
「自分は苦手なんだ」
「成功したのはたまたま」
って思ってしまうかもしれない。
実際の成功回数よりも、
最初にどんな経験をしたか。
そのほうが、
その後の行動を決めることって
意外と多いのかもしれない。
だから今日も息子は、
飛び回る蝶々に向かって、
当たり前のように指を伸ばしている。
PS.
ここは動物園。
蝶々を追いかけ始めて15分。
そろそろゾウを見に行きませんか?